「アビス」・・そこは、人類最後の秘境。
底知れない穴の底を目指して、数々の探検家が挑んできた。
いつしか、その縁には「オース」と名の付く街が作られ
彼らの拠点として栄えてきた。
オース旧市街
5年前、オースとの連絡が途絶えた。
状況を確認するべく向かった調査隊が見たものは、
壊滅したオースの姿と、見たこともない新種の数々。
わずかに生き残ったオースの人々は、それを「襲撃」と呼んだ。
今や、オースは観光名所でも、腰を据えて暮らせる街でもない。
世界の危機とみた各国からの冒険者により作られた、
未知の脅威と相対する前線基地である。
1層 – 奈落の淵
探窟家たちは、深度の浅いこの場所で、奈落に体を慣らしている。
今では危険な新種も確認され、優秀な冒険者でも死の危険が絶えない。
